2025.06.12
令和7年度果樹農業塾(ブドウ)第3回講座を開催しました
6月12日(木)、令和7年度果樹農業塾(ブドウ)第3回講座を開催しました。
冒頭、中北農務事務所の講師より、山梨県を含む関東甲信では6月10日に梅雨入りが発表されたこと、また来週以降は気温の上昇が予想されることを踏まえ、ブドウの生育が進む一方で、防除のタイミングを逃さないように注意が必要との指導がありました。特に病害虫の発生リスクが高まる時期のため、早めの対応が求められます。
さて、今回の研修内容は「摘粒」について。摘粒とは、房の形や果粒の大きさを整えるために、不要な果粒を取り除いていく作業であり、粒の間隔や残す果粒の位置に気を配る必要があります。
講師による実演では、粒数の調整のコツや、房のバランスの見極め方など、実践的な技術を丁寧に教えていただきました。
次回は9月頃に土壌分析をテーマとした講座を予定しています。
(写真:講師による摘粒の実演)